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カヤノヒデアキの人生における選択基準

<婚前道中膝栗毛のブログからの抜粋です。婚前道中膝栗毛についてはこちら

「歩いている最中、どんなことを2人で話すんですか?」

旅のことを話しているとたまに訊かれる質問である。基本的にはヒデアキとは共通の話題が多いのでので(コミュニティや価値観が似ているため)、話すネタには困らない。・・・と言いたいのだが、1日ほぼ24時間一緒にいるとどんなに共通の話題が多かろうと、尽きてしまうものである。ちなみにそれに尽きると私は暇すぎて歌いだし、歌いたい歌も尽きる頃には飽きてしまって若干機嫌が悪くなっているのだが。

だがその暇さが幸いして、時々今まで知らなかったヒデアキの一面を知ることがある。今日も暇すぎて血眼で探した話題から、ヒデアキの今まで言語化されていなかった部分を会話で言語化することに成功した。

「ヒデアキの人生における選択基準って、何?」

「んー、『衝動』と『直感』と『みーちゃんの具合』と『幸せになる人が多い方』だね」

「ヒデアキにとっての『衝動』と『直感』の違いは?」

「『衝動』はやりたいかどうかと言うより、やらなかったら後悔する、自分の中に溜まっちゃうって感じ。『直感』は選択肢があって、こってのほうがいいなぁって選ぶ感じ。」

「てことは、『直感』は経験則とも言えるよね。過去の自分の経験から、こっちがよさそうだって選んでる。」

「うーん、じゃあいわゆる直感が俺にとっての『衝動』なのかもしれない。」

「なんで『衝動』を選択基準に据えるの? 普通はすべて経験則から選ぶでしょ。だってそのほうが確率的に信頼できる。過去こうやったら成功したからそうしよう、とか。」

「結果を求めてないからじゃないかなぁ。結果を求めるなら経験則から選んでもいいけど、そうじゃないから。あー、でもそれも経験則かな。今まで『衝動』で選んできて、結果いい風になったから、それを選択基準にしてる。」

「例えば?」

「んー、例えば漁師をやめなかったら、シェアハウスに住まなかったしこの旅もなかった。あと友達にお金をあげたくなっちゃったことが何度かあったけど、なぜかすぐ同じくらい返ってくるとか。」

「そっかぁ・・・。ちなみに『みーちゃんの具合』って?」

「例えばみーちゃんのお腹具合。俺はまだお腹空いてないけど、みーちゃん空腹になると機嫌悪くなるし燃費悪いから、そろそろ何か食べようか、とか。」

「ああ、それはとってもありがたいです。」

この会話文だけ見てるとなんだかヒデアキがちょっと知的に見えるかもしれないが、これを引き出すのに相当な時間がかかったのをここに書いておく。

まぁそんなことは重要じゃなく、私にとってヒデアキのまだ見ぬ部分を発掘し、それを言語化するのがとてつもなく楽しいことで、楽しすぎて会話の途中一人で笑い出してしまったくらいに楽しいことだと言うことのほうが、ずっとずっと大切だ。

藤井みのり

 

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